ヒキタさん!ご懐妊ですよ、を見に行く・・・
北川景子も出てるし、松重さんも割と好き。
松重さんが49歳の設定は少し意外が感じはしたけど、一応何年も経過する話だし、コメディタッチの演技も松重さんならとても面白そう・・・
一回り以上も離れた奥さんが突然ヒキタさんの子供に会いたい!と宣言した事から始まる妊活物語。
奥さんの方は若いという事もあり問題がなく、問題は旦那さんの方。
精子の運動能力が100%の内、20%と。
最初の1年はタイミング、毎月の落胆。次のステップは人工授精。
そして顕微鏡受精・・・・正に妊活を一通りのお話でした。
しかし、映画の中の男性というか、世間はやはり知らないんだなあ。。。
人工授精って試験管で育つとかって。ほんとにそう思ってたのかな。
実際私がした人工授精は本当に簡単だった。膣の中にスポイドでピュッて入れるだけだし。。。金額も安い。映画では7〜8回くらいやるのが目安だったけど、
私の場合、急いでたのですぐ顕微鏡受精に切り替えたけど。
この映画では男性側の不妊の話で、これは妊娠とは女性側だけが不妊の原因ではないと一般的な認識になってきた証拠。
私も色々努力したなぁ・・・タイミング→結婚して人工授精2回(結婚しないと出来ない)→顕微鏡受精。
全部でいくらかかったか・・・旦那の精子検査もやった。検査結果は松重さんより悪い18%!!先生は体調によるので・・・と。言っていたが難しいことは十分分かった。私の年齢もあるだろうけど、旦那の運動能力もこんなに悪いとは、この検査結果を見てすぐ顕微鏡受精に切り替えた。
1回目の顕微鏡受精の時は卵子は5個とれ、1個は受精したけど、すぐダメになった。。。あんなに努力して痛い思いしたのに・・・
2回目は病院を変えて努力したが、、、卵子をとる当日に排卵してしまい、断念。もうお金も続かなかったので、諦めてしまった。
映画みたいに親が出してくれてもう少し続けられたら妊娠することが出来ただろうか・・・今となっては考えても仕方ない話・・・
映画はほんわかしてとても良かった。1年タイミング、人工授精8回位?顕微鏡受精は2回?一体いくらかかったんだろう。多分100万以上はかかってるな。。
自分も経験あるだけに、喜びと落胆が本当によくわかる。
最後に何年も努力した上で念願の懐妊!でもエコーで赤ちゃんに何か障害の可能性が・・・と最後までドキドキ。
松重さんのコミカルな演技で笑わせてくれたし、二人の一喜一憂に涙した。。。
いい映画だった。